個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策

税金対策

個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策とは?

働き方が多様化した現代において、独立して個人事業主として活躍している方は多いものです。

そこで、個人事業主になったとき頭を悩ませるのが「税金対策」

個人事業主は、会社員のように月給が貰えて税金などの引落しもなく、自分自身で確定申告する必要があります。その際、法人と同じように「税金対策」は考えなければなりません。

難しそうに感じそうですが、個人事業主で重要な税金対策は2つ!
そこで今回は、個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策をご紹介いたします。

目次

1、個人事業主が行うべき2つの税金対策とは?

個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策
法人なら定款の作成・承認や登記申請などの面倒な手続きはありますが、個人事業主は最寄りの税務署に開業届、正式には「個人事業主の開業・廃業等届出書」を開業後1ヶ月以内に申請すれば開業したことが認められます。

正式に個人事業主となった場合、納税が必要になる税金は、

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税

の4種類の税金になります。

この4種類の税金のうち個人事業主が行う税金対策は、「所得税」に対して行う税金対策です。

個人事業主が行う2つの重要な税金対策

そこで、税金対策といえば難しそうなイメージはありますが、個人事業主で税金対策を行うとき、

  • 経費
  • 青色申告

と、この2つが重要であり、絶対に行うべき税金対策になります。
意外にやっていない事業者も多く、この2つの税金対策を行うだけでも十分な効果が得られるのです。

適切に経費を計上する

所得税は所得が多ければ多いほど当然のように増えていきます。

その所得税の計算方法は、
➀収入-経費=所得金額
➁(所得金額-所得控除)×所得税率=所得税額
➂所得税額-税額控除額=実際に納税する所得税

というように、最初の➀の段階で大元となる所得金額は収入から経費を差し引いた金額となり、経費が多いほど実際に納税する所得税が少なくなるのです。

何が経費になるの?となりそうですが、単純に仕事のために使った常識範囲内の費用ということ。

  • 交通費
  • 打ち合わせ食事代
  • 事務用品や工具の購入費
  • 専門書などの書籍代

など、仕事のために使った交通費や備品の購入費が該当し、領収書を発行してもらえるものは日付入りで必ず貰っておきましょう。また、仕事とプライベートの使用する以下のものは、使用割合で按分計算する必要があります。

  • 家賃
  • 自動車のガソリン代および高速代
  • 固定電話および携帯電話の使用料
  • 電気、ガス、水道のライフライン
  • インターネット接続料金

など、仕事とプライベートで利用しているものは、すべて漏れなく按分計算しておくのが大切です。

個人事業主の方は、何気なく使っている買い物も注意して、経費の計上漏れをなくすことが重要な税金対策になります。

青色申告は忘れずに!

事業を開始するとき、税務署に「開業届」を提出しますが、「所得税の青色申告承認申請書」も忘れずに提出しましょう!

意外に忘れる方も多く、開業後2ヶ月以内に提出すれば、詳細な帳簿付けする必要はあるものの、それに基づいて正しい確定申告をすることで、さまざまな税金上有利な特典が受けられるのです。

その際、青色申告承認申請書の他に必要に応じて、

青色事業専従者給与に関する届出書:事業に携わる家族に対する給与(報酬)を控除できる申請書類
給与事務所等の開設・移転・廃止届出書:家族以外の従業員を雇用するときの申請書類
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書:毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付するため書類

この申請を行っていれば、家族や家族以外の従業員の節税対策になるので、こちらも忘れずに申請しましょう。

青色申告の特例で税金対策!

青色申告を行っていることで、以下のように特例が受けられるメリットがあります。

◆65万円青色申告特別控除(単式簿記は10万円控除)
会計ソフトなどを利用して、複式簿記で記帳していれば65万円、簡易簿記で記帳していれば10万円が収入から控除できる特例。会計ソフトなどの導入費は必要になりますが、しっかり帳簿管理しておけば経費と同じように利益から控除してもらえるのです。

◆青色専従者給与
「15歳以上の方で事業主と生計を共にしている配偶者とその親族の給与は、経費として全額認める」という特例。ご家族や親族の方が6ヶ月以上専従で仕事を手伝えば、その給与額全額が経費になるという、税金対策として非常に大きなメリットがある特例なのです。

以上の大きな2つの特例の他にも、

  • 純損失(赤字)の繰越控除
  • 30万円未満の少額減価償却資産の一括経費計上
  • 貸倒引当金の計上

などなど、約50もの特例が設けられています。

以上のように、青色申請している・していないでは税金対策に天地のほどの差があるので、これから独立開業する方は、開業届と合わせて所得税の青色申告承認申請書は忘れずに提出するようにしましょう。

2、まとめ

個人事業主いわゆる自営で商売をしている方も、法人と同じようの税金の納税は問題であり、その税金対策は必須です。個人事業主の税金対策は、「経費」と「青色申告の申請」の2つに限ります。

その他にも、倒産防止共済や小規模企業共済に加盟するといった対策もありますが、まずはこの2つのポイントをしっかり押さえて税金対策を行っていくのが大切です。

青色申告は「開業届」とセットで提出すれば忘れもなくなり、経費についてはちょっとした買い物でも領収証をもらう癖をつけておきたいですね。

関連記事

  1. 法人の税金対策!良い税金対策と悪い税金対策とは

    税金対策

    法人の税金対策!良い税金対策と悪い税金対策とは?

    法人として商売をしているなら避けられないのが法人税の納税です。…

  2. 経費として計上するポイント!領収書が重要!

    税金対策

    税金対策のポイントは「経費」!経費として計上するポイント

    法人の税金といえば、法人税、地方法人税、法人事業税、地方法人特別税、法…

  3. 法人保険の加入でできる税金対策とは?

    税金対策

    法人保険の加入でできる税金対策とは?

    法人保険という保険はご存知ですか?そのまま法人が加入する保険になり…

  4. 税金対策とは?こんなにある税金の種類!

    税金対策

    税金対策とは?こんなにある税金の種類!

    税金といえば、企業でも個人事業主でも、商いをしている人達は必ず支払いが…

最近の記事

  1. 税金対策とは?こんなにある税金の種類!
  2. 経費として計上するポイント!領収書が重要!
  3. 法人保険の加入でできる税金対策とは?
  4. 法人の税金対策!良い税金対策と悪い税金対策とは
  5. 個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策

カテゴリー

アーカイブ

  1. 税金対策とは?こんなにある税金の種類!

    税金対策

    税金対策とは?こんなにある税金の種類!
  2. 個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策

    税金対策

    個人事業主が絶対に行うべき2つの税金対策とは?
  3. 経費として計上するポイント!領収書が重要!

    税金対策

    税金対策のポイントは「経費」!経費として計上するポイント
  4. 法人保険の加入でできる税金対策とは?

    税金対策

    法人保険の加入でできる税金対策とは?
  5. 法人の税金対策!良い税金対策と悪い税金対策とは

    税金対策

    法人の税金対策!良い税金対策と悪い税金対策とは?
PAGE TOP